Valveが最新版のSteamコントローラーを開発していると噂されている。Eurogamerによると、ブラッド・リンチという情報提供者は、ValveがIbexと呼ばれるプロジェクトを通じて、2019年から生産が停止しているSteamコントローラーの開発を再開していると語った。
それだけでなく、Steam Controller 2と名付けられるとされるこのデバイスは、量産段階に達した。つまり、Valveは近々これを発表する可能性が高いということだ。
リンチ氏はSteam Controller 2のデザインや仕様について詳しく言及しなかったが、このコントロールデバイスはデザインが変更されると述べた。変更のひとつはトラックパッドの形状とボタン配置で、前作のようなトラックパッドというよりはゲームパッドに近い。
Steam Controller 2だけでなく、ValveはRoyというプロジェクトを通じて新しいタイプのスティック型コントローラーを開発しているとリンチ氏は語った。Steam Controller 2と同様、このコントローラーも量産段階に入っているという。
Royは、Deckardと呼ばれると噂されているValveの最新VRヘッドセットのコンパニオン・コントローラーになると予想されている。このVRヘッドセットは、すでに発売されているVRヘッドセット「Meta Quest 3」のように独立して動作することができると言われている。
Steamコントローラーは2015年に初めて登場した。残念ながら、そのデザインは非常に先鋭的で、ゲーマーからはゲームコントローラーとして機能しないと考えられていたため、その人気は芳しくなかった。そのため、2019年に生産が中止された。それ以来、Steamコントローラーは限られた数量しか流通しないレアアイテムとなっている。